出張先での雑記帖



岐阜県 美濃


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2025年 5月10日(土) 美濃(岐阜)

<ぶらり美濃>

岐阜県のほぼ中心に位置し、
1300年の歴史を持つ「美濃和紙」と江戸時代の情緒が残り、
国の伝統的建造物群保存地区にも選定されている
「うだつの上がる町並み」 が有名です。

春には花みこしや山車などで賑わいをみせる「美濃まつり」、
秋には幻想的な町並みに姿を変える「美濃和紙あかりアート展」が
開催されます

<うだつの上がる町並み>

江戸時代に領主・金森長近によって造られた城下町で
風情のある商家が軒を連ねています。
「卯建 (うだつ)」 とは隣り合い連続して建てられている町屋に
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐために作られた防火壁のこと。
うだつは次第に装飾的な意味を持つようになり、
自己の財力を示すために商家の屋根の上には競って
立派なうだつが上げられ富の象徴とされました。
「うだつの上がる町並み」では様々なうだつを見ることができます。





<うだつが上がらない>

棟木を支える短い柱(うだつ)が棟木におさえられているように見えることから
「頭が上がらない (出世できない)」

隣の家との境に設ける小屋根のついた防火壁(うだつ)を高く上げるためには
かなりの費用が必要だったことから
「うだつを上げられない (生活が向上しない)」
諸説あるそうです・・・


うだつの上がる町並み街並みをノンビリと散策できました!


卯建(うだつ)
美濃(三の)を図案化した市章と
「うだつ」 が描かれた
デザインマンホール蓋



旧今井家住宅
江戸時代中期に建てられた
商家(和紙問屋)
美濃市内最大規模の町屋建築



にわか蔵(旧今井家住宅)
江戸時代後期に始まった郷土芸能
(美濃流し仁輪加)について紹介


ポケットパーク
美濃和紙を使った明かりのアート
「希望のあかり」 と 「うだつくん」